コミュニケーション研修はなぜ、
現場上司の「なんか違う」をなくせないのか
~聞き方・話し方のトレーニングでは磨けない2つの力~

セミナー概要

|本ウェビナーで学べる事

●聞き方・話し方研修だけでは拾えない「なんか違う」の構造的な正体

●現場で起きる「見立て」の誤診断のパターンと、その裏にある心理コスト

●選択肢や判断軸を比較して最適な行動を選ぶ「組み立て」の技術

●若手が確認せず独断で動いてしまう心理メカニズムとその防ぎ方

●「見立てる・組み立てる」を実際の研修に落とし込んだ設計事例

「なんか違う」をなんとなくで済ませてきた方こそ、その正体と打ち手を確かめる60分です。

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いつもお世話になっております。リ・カレントの鷲尾です。

「この部下が何を考えているのか分からない」。現場のマネジメントを担当されている方から、こうした声を伺う機会が増えています。

指示は伝えた。報連相の大切さも教えている。それなのに、若手から上がってくる仕事に、毎回「なんか違う」という感覚が拭えない。

かといって、具体的に何が悪いのか説明しようとすると言葉に詰まる。「聞き方」も「話し方」も、特別下手なわけではないのに。

この「何を考えているか分からない」「なんか違う」を「今年の若手はこんなものか」で片づけてしまうと、

任せられる仕事の幅が狭まり、若手本人の成長機会も静かに失われていきます。

実際、ある調査では上司・先輩社員の67.3%が新人に対して「新人ガチャ」に近い感覚を抱いているというデータもあります。

この「なんか違う」は、特別な現場だけで起きている感覚ではありません。

★ なぜ、コミュニケーション研修を受けても「なんか違う」は消えないのか

多くのコミュニケーション研修は「聞き方」「話し方」「報連相の型」「アサーション」を教える構成になっています。

人事としては、若手のコミュニケーション基礎を底上げしたいという狙いで導入している施策です。

しかし現場でマネジメントを担当する方々と対話を重ねると、この構造そのものが「なんか違う」を解消できていないことが見えてきます。

指示の受け答えは丁寧になった。相槌もできている。それでも、実際に出てくる仕事の質や判断は、期待とどこかズレている。

聞き方・話し方という「会話の表面」をどれだけ磨いても、若手が言われた内容をどう解釈し、どう対応を選んだかという「会話の裏側」は変わりません。

★ 「なんか違う」の正体は、見えない場所で起きている

上司と若手、お互いに見えているのは「実行結果」だけです。その手前にある「頭の中でどう解釈したか」という思考プロセスは、どちらからも見えません。

「何を考えているか分からない」と感じるのは当然のことです。見えているのは結果だけで、そこに至る判断のプロセスがそもそも可視化されていないのですから。

「なんか違う」の正体を突き詰めると、このズレは2つのどちらかに集約されます。

1つ目は「見立て」のズレです。指示や指摘の重さを取り違えることで起こります。大したことのない指摘を「一大事」と受け取って過剰対応したり、

逆に本来確認が必要な場面を軽く流してしまったりします。

ある企業では、見積書内の数字表記を統一するよう指摘されただけなのに、若手社員が「重大なミスがあった」と思い込み、

顧客へ独断で謝罪メールを送ってしまうという事例がありました。

2つ目は「組み立て」のズレです。対応策を比較せず、最初に思いついた選択肢に飛びついてしまうことで起こります。

ある企業では、顧客から料金体系の説明を求められた際、電話で数分説明すれば済む話を「資料を作り直して送る」という対応だけを選び、

結果的に顧客を数日待たせてしまうという事例もありました。

★ 小さな「なんか違う」が、任せられない部下を作る

この「なんか違う」を放置すると、現場では静かに次のことが進行します。

上司は「この人に重要な仕事を任せて大丈夫か」という判断がしづらくなり、無難な定型業務だけを振るようになります。

若手本人は「自分なりにやったつもり」でいるため、なぜ評価が上がらないのか分からないまま、成長の機会だけが失われていきます。

実際、新入社員意識調査では、理想の上司像の1位が2年連続で「間違いを指摘して正してくれる」(56.3%)という結果が出ています。

若手は指摘や答え合わせを望んでいるにもかかわらず、それを行うための「型」がないまま現場に送り出されているのが実情です。

★ 打ち手は「聞き方」ではなく「見立てる」「組み立てる」

ではどう手を打つのか。私たちが提案するのは、「聞き方・話し方」を鍛える発想から、「見立てる」「組み立てる」という2つの力を鍛える発想への転換です。

● 見立てる:指示や指摘を受けたとき、それが「そのまま実行してよいもの」か「一段深く確認すべきもの」かを判断する力。

 影響が自分の外に出るか、初めての作業か、やり直しが利かないかという3つの基準で見立てます

● 組み立てる:確認が必要な場面で、複数の対応策を「丁寧さ」「コスト」「時間」という軸で比較し、最適な行動を選ぶ力

 この2つの力の背景にあるのが「心理コスト」です。指摘されたくない、迷惑をかけたくないという心理が、冷静な見立てや組み立てを妨げているケースが少なくありません。

★ 「見立てる・組み立てる」の設計思想を60分で体感するセミナー

本セミナーでは、この「見立てる・組み立てる」の設計思想を実際の企業研修ケースを素材にしながら、

各社の現場でどう「なんか違う」を解消できるか、実践的な視点をお伝えします。

登壇者紹介

鷲尾 大樹(わしお だいき)
リ・カレント株式会社
人材組織開発プロデュース部 サブエキスパート

年間3,000名規模のZ世代・若手育成研修の現場に立ち、新人意識調査と研修開発の両面から「ワカテカ」シリーズを推進。

note「ワカテカのわしお」では若手の心理と職場行動の構造をデータと事例で読み解く記事を週次で発信中。

前回ウェビナー「キャリア研修はなぜ"陳腐化"するのか」に続き、本セミナーでは現場のコミュニケーションが噛み合わない

構造そのものを問い直す。

開催概要

日時

2026年7月29日(水)13:00~14:00

開催場所

オンライン

参加費用

無料

主催

リ・カレント株式会社

お問い合わせ先

TEL    :03-5362-1537
Email:seminar@re-current.co.jp

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