|本ウェビナーで学べる事
● 「3年後を描け」型キャリア研修が機能しなくなっている構造的背景
● 「自律を促すと辞められる」という恐れと、データが示す実態のギャップ
● キャリア研修が形骸化したとき、若手の中で静かに進行する「学習性無力感」の正体
● 「描かせる」から「選択肢を増やす」への転換と、3つのハック(スタンス・セルフ・リソース)の設計思想
● 導入企業で「目が覚めた」と評価された自己決定型キャリアプログラムのエッセンス
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「キャリア研修をやっているのに、若手が動かない」。人事ご担当者様から、こうした声を伺う機会が増えています。
3年後のビジョンを描かせた。自社でのキャリアパスを示した。Will-Can-Mustのシートを書かせた。
受講者アンケートには「いい話を聞いた」「気づきがあった」と書いてある。それなのに、翌日から行動が変わった実感がない。
この「やっているのに動かない」問題は、研修の内容や講師の質ではなく、キャリア研修そのものの設計思想に原因があります。
★ 「3年後を描け」は、なぜ若手に届かないのか
従来のキャリア研修の多くは「自社でのキャリアビジョンを描き、現在から逆算して行動計画を立てる」という構造で設計されています。
人事としては、社員に自社で長く活躍してほしいという願いを込めた施策です。
しかし、いま研修の現場で若手と対話を重ねると、この構造そのものが機能不全を起こしていることが見えてきます。
市場変化が速すぎて、3年後の自分を描けと言われても現実感がない。「やりたいこと」が固まらないうちにビジョンを固定されるのが苦しい。
「配属ガチャ」「上司ガチャ」への諦めが先行し、自分で動く発想に至らない。
若手が動かない原因は、やる気の問題でも能力の問題でもありません。
「ビジョンを描いて逆算する」という設計そのものが、いまの若手の現実と噛み合わなくなっているのです。
★ 人事が恐れる「自律を促すと辞められる」は本当か
キャリア研修の設計思想が「自社でのキャリアを描かせる」に偏る背景には、人事側の構造的な恐れがあります。
「キャリア自律を促したら、優秀な人材から辞めていくのではないか」という懸念です。
HR総研の調査では、キャリア自律支援のデメリットとして「優秀人材の離職増加」を挙げた人事が26%に上ります。
しかし、同じ調査が示す実態は異なります。キャリア自律を推進した企業のうち、
離職率が「変化なし」と答えた割合は65%。増加と減少はそれぞれ17%で拮抗しています。
さらにリクルートマネジメントソリューションズの調査では、キャリア自律行動が高い社員は
組織コミットメント・パフォーマンス・職場適応のすべてが高く、
自律行動と組織コミットメントの両方が高い場合はむしろ転職意向が弱まるという結果が出ています。
つまり、囲い込もうとするほど形骸化し、自律を促した方がむしろ定着する。このパラドックスに気づけるかどうかが、キャリア施策の分岐点です。
★ 「描かせるだけ」を放置すると何が起きるか
キャリア研修が「いい話を聞いた」で終わり続けると、若手の中で静かに進行するものがあります。
リクルートマネジメントソリューションズの調査では、若手・中堅社員の64.8%がキャリア自律に「ストレスや息苦しさ」を感じています。
75%以上が「難しい」と回答し、やりたい仕事をイメージできているのは約50%にとどまる。
「自律しろ」と言われるが具体的な攻略法は教えてもらえない。ビジョンを描けと言われるが、描いたところで現実は変わらない。
この無力感が蓄積した先にあるのが「静かな退職」です。東京商工会議所の調査では「定年まで働きたい」と答えた新入社員は24.4%と過去最低。
マイナビの調査では過半数が10年以内の退職を視野に入れています。
形骸化したキャリア研修は、若手のキャリア意識を育てるどころか、「どうせ何も変わらない」という学習性無力感を強化してしまう。これが最も深刻な副作用です。
★ 打ち手は「描かせる」から「選択肢を増やす」への転換
ではどう設計を変えるのか。私たちが提案するのは、「ビジョンを描いて逆算する」から「自分という資本への投資で選択肢を複利で増やす」への転換です。
やりたいことは今決めなくていい。今の努力が未来の選択肢を広げる。この前提に立ったうえで、3つの「ハック」で若手の思考と行動を書き換えます。
● スタンスハック(姿勢を整える):選択肢思考・キャリアの複利効果・計画された偶発性。「描けない」ことを問題にせず、「今できる投資」に集中させる
● セルフハック(自分を知り、打ち出す):3つの資本の棚卸し・勝ちパターンの分析・期待値101%のセルフブランディング。
信用の積み重ねが信頼になり、機会を引き寄せるメカニズムを体得する
● リソースハック(周辺の資源を味方にする):上司を「監視者」から「リソース」に再定義し、ボスマネジメントで裁量と機会を自ら引き出す。
時間を「消耗品」から「投資資産」に変える
導入企業では、受講後に管理職が毎月受講者と面談を行う中で「目が覚めた」「こんな研修は初めてだった」という声が上がっています。
特に「自己決定」の設計が機能しており、受講者が自分で決めたアクションを自分の意志で実行に移す姿が確認されています。
★ 「キャリアハック」の設計思想を60分で体感するセミナー
本セミナーでは、この「キャリアハック」の設計思想を素材にしながら、各社の若手キャリア施策をどう見直せるか、実践的な視点をお伝えします。
「キャリア研修、やっているけど手応えがない」。その違和感の正体と打ち手を確かめる1時間です。

鷲尾 大樹
リ・カレント株式会社
人材組織開発プロデュース部 サブエキスパート
年間3,000名規模のZ世代・若手育成研修の現場に立ち、新人意識調査と研修開発の両面から「ワカテカ」シリーズを推進。
note「ワカテカのわしお」では若手の心理と職場行動の構造をデータと事例で読み解く記事を週次で発信中。
前回ウェビナー「2026年新入社員『自身の値付けを済ませた“瞬間最適”世代』」への打ち手」に続き、
本セミナーではキャリア研修の設計思想そのものを問い直す。
日時 | 2026年7月22日(水)13:00~14:00 |
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開催場所 | オンライン |
参加費用 | 無料 |
主催 | リ・カレント株式会社 |
お問い合わせ先 | TEL :03-5362-1537 |
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